コンパスウォーク波佐見へ込めた想い

両親と共に暮らした町、波佐見で私が出来ることを見つけた

リハプライム創業メンバーとして10年、介護業界に身を置き「ただ、介助するだけではなく、敬いそして護る」この強い想いを込めた企業理念「敬護」を常に全社員が体現し続けることを念頭に従事してきました。

高校卒業から地元を離れ数十年、いつでも帰れる迎えてくれる大切な家族のいる波佐見。しかし、この波佐見にもコロナの影響で思うように帰郷できない状況下。両親や祖母と会えない日々が続き、もどかしい気持ちの中、ついに2021年6月、104歳になる祖母が旅立ちました。

「会いたかったけれど、会うことができませんでした」

コロナ過での祖母との別れが、私の心の中で眠っていた想いを呼び覚ましたように思います。

「大切な人の近くで、大切な地元で生きること」
「敬護事業で恩返し・・・したい！」

今はまだ元気な両親の側で、大好きで大切な地元で、微力ではあるけれど「無力」ではない。
そう信じて「コンパスウォーク波佐見」を「恩返しの第一歩」としてオープンしました。

祖母とのツーショット

健康作り。幸せ作り。笑顔つくり。

長崎県の近隣の地域に比べて夏は特に暑く、冬も特に寒い波佐見。長崎の中では比較的暑さ寒さがはっきりしていますが、嬉しいことに元気な高齢の方々が多い波佐見。

「豊かな自然あふれる波佐見でずっと元気に過ごしてもらいたい」

コンパスウォーク波佐見は、「歩く」ことはもちろんですが、ご利用者様との交流やふれあいを大切にしたいと思っています。そして、コンパスでのリハビリが、お一人おひとりのお役に立てることを望みます。

「デイサービスに行く」ではなく、「コンパスに行く」と言ってもらえ、ご利用者様そしてスタッフ皆が自然と笑い合える「場所」をつくりたいのです。

ご利用者様の笑顔

同じ想いの人がこんなにいたことに感謝

立ち上げを決意した松本

「コンパスウォーク波佐見」の立ち上げを決意し、数十年ぶりに本格的に地元へ戻ったわけですが、私の決意と想いと理念に賛同してくれるスタッフを集めることができるのか、実は不安だったんです。

地元とはいえ高校卒業以来の地元暮らし、さらにデイサービス開業ですから（笑）

しかし実際は、私の不安を吹き飛ばす勢いで理念賛同に地元愛と優しさ、意欲に溢れる方々から応募が頂けたのです。本当、有難いことに素晴らしいスタッフに恵まれ嬉しい結果となりました。

それでは、その素晴らしいスタッフをご紹介します。

看護師

私の父方母方それぞれの祖父は、病気により自宅での介護が難しく入院していました。2人とも最期まで自宅に帰りたいと言っていましたが、自宅でのサポートはやはり難しく病院で亡くなりました。私は、この時の出来事がきっかけとなり看護師の道に進みました。祖父の願いは叶えてあげられなかったけれど、このコンパスウォーク波佐見で在宅介護を支えていきたいと思っています。

これまでの病院勤務で培ってきた看護の経験に加えて、病院では難しかった丁寧に寄り添う看護として、精神的・社会的なサポートも行っていきたいと考えています。ご利用者様だけでなく、町の方々に「ここができてよかった！」と言っていただけるようにスタッフ皆で頑張りたいと思います。

介護福祉士

介護福祉士として、介護の知識と技術はもちろんですが、ご利用者様の心身の状況を踏まえ、お一人おひとりがその方らしく生活を維持していかれるよう、看護師をはじめ他の職種と連携し最適な介護を提供できるよう努めたいと思います。

元気で笑顔溢れる良い施設そして、ご利用者様とご家族様に満足して頂けるようなサービスを、地元であるこの土地、コンパスウォーク波佐見を通して恩返しをしていきたいと思っています。

理学療法士

利用者様お一人お一人の身体に合わせたリハビリプログラムを提供致します。リハビリによる機能回復を目指すことは勿論ですが、住み慣れた地域でより快適に安全に暮らしを送っていただけるよう全力でサポートしていきます。

私たちコンパスウォーク波佐見は皆様の価値観を大切にし、敬い護ります。「少しでも多くの方に笑顔になっていただく」をモットーに、皆様の大切な人生のサポートに努めて参ります。

柔道整復師

私は20年間、人を治療する技術や知識を培ってきました。自身でも開業し、１０年間続けてきましたが、コロナの時代に入り親や地元の知人から帰郷を説得され、会えることが当たり前ではなく、会えなくなるかもと思い帰郷を決心しました。

地元での就職先を探そうとしてすぐにコンパスウォーク波佐見を見つけ、敬護という言葉に惹かれ、自分の根幹にあるものと捉え、また一個人ではなく、その他の職種の人たちとチームとして活動していくことに自身の更なる成長への期待にワクワクしながら入社を希望しました。自身が培ってきた全てを全ての人たちに感謝と共に受け取って貰いたいです。

柔道整復師

私は幼い頃から祖父母と暮らしていて、祖父母が病気をしたり入院などをする前までは元気で当たり前というように考えていました。年を重ねるにつれ出来ていた事ができなくなったり、耳が聞こえづらくなったり、文字が見えづらくなったりと元気だった祖父母の衰えを身近で感じていました。

そして私自身柔道整復の資格を取り10年間整骨院で経験を積み、地元に貢献したいという思いがありご縁があってコンパスウォーク波佐見に入社する事になりました。私が生まれ育った波佐見の人たちを一人でも多く元気にできるよう頑張ります。

波佐見の地域風景